2025.09.08
世界初の”人とAIのHybrid”による外傷救命の効果検証!〜大阪急性期・総合医療センターにて全身検索型画像診断AI『ERATS』の臨床効果検証がスタートしました

弊社と病院とのコラボレーションで開発された全身検索型画像診断AIシステム『ERATS (ER automated triage system)』が、大阪急性期・総合医療センター 高度救命救急センターに世界で初めて実践導入され、効果検証を行う臨床研究がスタートしました。また本件について、本日 (2025年9月8日) 午後2 時より同センター内で記者会見(説明会・システム見学会を含む)が開かれました。
救急救命の現場において、患者の出血などの状態を知るために撮影されるCT画像は、全身の場合には数百枚から時には千枚を越えますが、現状では1分1秒を争う救急の現場で医師が一枚ずつ目視で読影しなければなりません。これに対し『ERATS』は、全身CT画像を瞬時に解析し、10秒以内に病変個所を抽出することで医師のCT診断を支援します。
今回、世界で初めて“人と AI の Hybrid”による外傷救命の効果検証が開始されます。弊社は『ERATS』が外傷患者の救命率向上に役立つよう、現場とコミュニケーションをとりながら機能改善を続けてまいります。